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「鑽火(きりび)。」

妻が夫を送り出す時に火打ち石をカチカチやる、あの儀式[鑽火]は
映画や戦争のフィルムでしか見たことがない。

ただ日常の儀式ではなく、神事としてであれば
豊作の祈祷だか何だかの時にカチカチやることはあった。
伊勢神宮があることと神事がさかんなことは関係あるだろうか。

みなさんも見たことがある、やったことがあるという経験がありましたら
教えていただけると僕がにっこりする。
そういう地域差のあるまじないや習慣はとても好き。

僕は僕用の火打ち石を持っていた。
宗教は関係ない。
家の土蔵に捨ててあったがらくたを、面白いから持っていただけだ。

今は「フクザツな家庭の子」を内情まで含めて
センセーショナルに知ることができる。
というか、もう知りすぎてお腹いっぱいだ。
むしろ「フツーの家庭」のが希少なのではとさえ思える。

だが当時は複雑な家庭を知ることはできなかった。
村木は僕が初めて触れた、複雑な家庭の子だった。

何もできないので何かを一生懸命しようとした。
勉強をがんばればよかったんだが、逃げた。
面白くなかったから。

何もできない何もできないと言い訳を繰り返しながら、
僕はただ火打ち石で魔を祓う。

愚かだが
否定するにはあまりに純粋だ。

冬虫夏草……。うごめ紀?

「原型。」

僕は徹底して自分のやりたいことをやりたい方で、
かつやりたい、やってみたいことは無限にある感じでしたから、
絶対に結婚にむいてないと色んな人から言われました。

僕の悪癖の一つに、
僕ができることはあなたもできて当然である、があり、
それは2、3人とは言え、女の子とつきあったり別れたりしなければ
今も永久に続いていた癖だと思います。

しかし僕の描くこんな経験談は
他の人にとっては全く役に立たない。
ひとづきあいほど情報が役に立たないものはありません。

人間関係の話なんか悪口だけでいいと思います。
いいんですよ、誰もいないところで2人で話す悪口が一番楽しいですから。
悪口は最もセンスが問われる会話スキルです。
イヤなやつが話す悪口は必ずイヤな感じがします。

人間関係ではなく、「僕と君」の世界だけが
僕が大事にしている世界です。

「ダイアローグ。」

一回真剣に失恋でもすれば
誰だって嫌でも自分を見つめ直す機会になるだろうと
僕は自分の経験から思うんだけど、

「自分を見つめ直す」にもある程度の考える力と時間が必要で、
その最低ラインにすら到達できなくなってきてないか、
それが実感でもある。

何人とつきあった、何人を口説いた、貢がせた、
そんなゲームのようなものも恋愛かもしれないが、
僕が話したい恋愛話ではない。

僕が好きなのは人の意識が変わるその瞬間を見ることであり、
人が変わるには自分一人でいる限り絶対にないという確信がある。

コミュニケーションが苦手とか人間不信のトラウマが、
という話にどうしても繋げたい人の話は
本筋が恋愛ではなく自分の話なので、
僕は「大変だったね」以外の感想がない。

偉そうなことを言うだろう?
全部自分の話だからな。