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「おきもちポエム。」

僕たちの世代にも、インターネットは検索とyahooニュースを見るくらいで、
スマートフォンが登場してから人と交流することを覚えた人間も多い。

だからインターネットのコミュニケーションが元々持っていた、
本音風の馴れ合いやルサンチマンに由来する繊細なローカルルールは
あっと言う間に現実の力で塗りつぶされてしまった。

それを恨みに思っているわけじゃない。
当然そうなるだろうと誰もが思っていたから、
空気の読めない、冗談の通じないリテラシーの低い強者を
吊るして笑うことで排除しようとしたのだ。

大人はともかく、子どもにはそういう子どもだけのコミュニティが
必要だと思うよ。特に今。

近くの公立図書館に「18歳未満しか立ち入れないフロア」がある。
もっとそういう場所を作ればいいと思う。

「トオイヒビ。」

映像としてよく記憶している場面は真夜中が多い。
昼間はなにかしら考え事をしているので、いろんなことに気を取られて
目の前の風景を見ている余裕もなかったのだと思う。

光には柔らかい光と厳しい光がある。
昼間の陽射しは柔らかく、
夜の月光は厳しい。

厳しい光がいい。
人自身の底を覗き込むような、
そういう光がいい。

「みどり楽器。」

誰かに贈り物をするの、得意ですか?
僕は今も苦手です。たいてい考えすぎて変なの選ぶし。

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常にモヤモヤしている僕にはまぶしかった、
雲ひとつない青空みたいな第1楽章。
初めて買ったレコードはまさにこの演奏。

メンデルスゾーン:交響曲4番「イタリア」
クリストフ・ドホナーニ指揮(1978)