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「僕の修学旅行。」

修学旅行は本当にろくでもなく、よい記憶も写真もまるで残っていないかわりに、
こんなことはよく覚えている。
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修学旅行は本当にろくでもなく、よい記憶も写真もまるで残っていないかわりに、
こんなことはよく覚えている。
僕はいつも反抗的だったが、それは反抗のための反抗、
反抗的なポーズに酔いしれているだけの、暗く俯いた子供で。
だから結局、大きなシステムを自分から見限ることなく、
安心が約束された場所から、辺りの顔色を伺いながらあれもこれもダメだ、と
駄々をこねていたに過ぎない。
僕にとってマキタは、そうした稚拙なアイデンティティでさえ確立できずにいる、
僕自身のアンチテーゼのような存在でもあった。
私は決して俯かない。
退屈はどこまでも幸せだ。