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「少女。」

「少女」という言葉から僕が連想するのは
純真無垢で穢れのない天使ではなく
不機嫌と憂鬱と孤独とがあり、
その理不尽に支えられた無軌道で不安定な正義です。

純粋で穢れのない天使が存在するとすれば、
それは生まれて間もない赤子と
寿命の尽きかけた老人だけだろうと僕は考えており、
彼彼女らを心の底で常に畏怖、畏敬しています。

——

Zu Hause trage ich das ganze Jahr über kurze Ärmel und Shorts.

「コギト。」

検査のある週はずっと気分が重たいんで
柔らかい絵が描きたくなったりもする。

スルー耐性も身につかなかったが
下衆耐性も身につかなかった。

もう下衆なのはいいです。

「夜のうた。」

抱えた傷が深すぎてそうなるのか、単に心が弱すぎてそうなるのか、寄り添おうとすればするほどわからなくなる。
今は「両親から受けた傷」や「それによる関係不全」の例があまりにも目に入りすぎ、僕もすっかり麻痺してしまった。少なくともネット上では上手く人に優しくできない。

何も知らない頃が優しかったわけではない。
しかし相手が望むものを与えたい強い本能があった。

だから村木は僕に何も望まなかった。