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「言えない頃」

僕がなぜ飽きもせずに時間を浪費して
絵なんぞを描いてるかと言えば、
「言葉で言おうとすると変になるから」
に尽きます。

なんかこう、まとまらないです。どれ一つとっても。
で、結局何が言いたいの?と毎回言われます。
僕にもわかりません、と答えます。
相手は怒ります。

◯◯とはなにか。

という疑問だけが無数に湧いてきて、
それに対する回答が一つも見つかりません。
見つからないというよりも、
そう決めてしまうことに恐怖がある。

決めてしまうことは簡単だ。
他の可能性を否定し、自分の中の疑問を隅っこに追いやればよい。
社会では往々にしてその決断の連続です。

とても間に合いません。

「お前はうまいこと言って女を食いたいだけだろう」
と言われたとします。
反論しようにも、既にそう思っている相手に一体何を言えばいいのか。
何のために反論したいのか。
結局自分の中に深く沈んでいきます。

仕事だと割り切れます。
自分語りの中では割り切れません。
病むことさえできない。

傷ついている顔をできずに
僕に自分を描かせることでしか自分を保てなかった君たち、
君たちは今、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

それとも今は、
そんな後ろめたい人たちのいない、とても幸せな世界なのでしょうか。

「蒼い部屋。」

> *崎さん

ありましたよね?コーヒー豆売ってる店。
エレベーター乗っても香りがしたので覚えてて。
ビルの壁か屋上にKEY COFFEEのロゴがあったような気もするんですが
思い出せません。

あの辺で終電を逃すと、歩いて今出川の学館までよく歩きました。
元気だったなあと思います。

「小物の争い。」

わたくしのスケールはいつなんどきも小さく、
そしてそんな人生が大変気にいっている。

ドーマンセーマンで有名な安倍晴明の晴明神社も
同志社のすぐ近くだった。

ちょうど京極夏彦がベストセラー作家になった頃の話だ。