だらだら読める一覧ページ

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「まるで暑中見舞いみたいに。」

僕にはいつだって未練がある。
だから「また」と言ってしまう。
またはない。偶然も必然もない。
終わったのだ。こんなにも呆気なく。

ちゃんと目の前で向き合ってサヨナラしたのに
ああなんだか暑中見舞いのように遠い。

「その世界線にたどり着くまで。」

女性に「女性らしい優しさ」を求めるのは、もはやハラスメントと言われても仕方ない。
しかし、血反吐を吐いて生死の境界をさまよっている時に、
もし「データ的に肥満です」とだけ忠告されたら、
いくら中年で厚顔無恥な僕でもくじける。
科学的なデータと物事を客観視する視点は重要だ。
でもそれと人間らしい優しい気持ちは同居できると思う。

「通告。」

「お友達から始めましょう」なんてマンガにはよく出ていたけれど、
僕は好きだと告げてお友達になれたことなんかほとんどない。
だから最初から友達でもなんでもない、勘違いすんな、と
はっきり言われた方が納得はいった。
僕は優しい人間が嫌いだった。
自分が傷つくのが嫌で、優しそうなことを言う優しい人間が嫌いだった。

「病院の玄関にて。」

死にたくない人が死にたくない行列を作る。
でも行列は行列で、アウシュビッツの死の行列と見た目は同じだ。
こんなことは言ってはいけないのかもしれない、
しかし一瞬で溶けて死ぬのなら
今エノラ・ゲイが頭上に飛んできても僕は構わない。