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「ポジティブ警察。」

僕は人間の暗い部分に強く惹かれるというだけで、
知らない人のプライベートなど何の興味もありません。

自分はそう思っていても、
人は何の関係もない僕のプライベートが大好きだったりします。

暗い顔をしていると明るい笑顔をくれる人がたくさんいます。
笑顔いりません。
どんどん僕の顔が暗くなるだけです。

興奮すると余計に痛いので
僕は周囲にぺこぺこと謝罪して歩きたい。
右手にバットを握りしめて。

「恋愛学スケッチ①」

目に映る世界がウィルスのように疑似恋愛で覆われてゆく。

自分の恋愛が疑似恋愛なのかどうなのか、
それすら誰にもわからないような、
夢の中で生き続け、死に続ける世界はほぼ完成した。

僕は疑似恋愛を否定するわけでもなく、
また、僕が経験した恋愛こそ真実、などと
程度の低い主張をしたいわけではない。

ただ人間を好きでいたいだけだ。

「とおまわり。」

好きな人に好きとちゃんと言えました?

僕は自分だけで盛り上がれば盛り上がるほど全く言えず、
そのかわり、わかったようなわからんような、
自分でも何を言いたいのかわからないことを述べ、

「意味わからん。何が言いたいの?」
と言われるとしょげる、そんな童貞でした。

ずっと心の中では「察してくれ!察してくれ!」と叫んでいました。
心の中で「好きだ」と思うことさえも恥ずかしかった。

否定されるのが何よりも怖かった。

「罪悪または背徳。」

何度も最初から描こうとして、結局続かないさみだれちゃんのマンガ。
劇的な展開も、納得のいく終わりもない。
僕たちは時間の許す限り知らない電車に乗って知らない町を歩いた。
ただそれだけが描けることであり、
さみだれちゃんが何を思い、何を考えていたか、
一番そばにいた僕にさえ、何一つわからない。

さみだれちゃんはしゃべらない。
そして僕も、君をしゃべらせようとは思わなかった。