旧サイトのようなブログ形式でだらだらと読みたい場合はこちらのページをブックマークしてください。
新着から過去に向かってすべての投稿が掲載されます。
「1992年12月。」




僕たち三重県の高校生にとって「都会」と言えば名古屋でした。
世界一と名高い名古屋市科学館のプラネタリウムは当時も有名で、
天文部のヨシダにつきあって見に行ったのを覚えています。
忘れよう忘れようとすればするほど
ほんの小さなことでチクリと思い出す。
自分の気持ちを持て余し、
その溢れ出た泥で人を傷つける。
旧サイトのようなブログ形式でだらだらと読みたい場合はこちらのページをブックマークしてください。
新着から過去に向かってすべての投稿が掲載されます。




僕たち三重県の高校生にとって「都会」と言えば名古屋でした。
世界一と名高い名古屋市科学館のプラネタリウムは当時も有名で、
天文部のヨシダにつきあって見に行ったのを覚えています。
忘れよう忘れようとすればするほど
ほんの小さなことでチクリと思い出す。
自分の気持ちを持て余し、
その溢れ出た泥で人を傷つける。

家内ちゃん、普段全然しゃべらないんですが
突然壊れたスピーカーみたいになる。

不思議とタバコを吸っているとしゃべらなくてもよかった。
何か話を始めてそれが一区切りついた時に「帰ろうか」と
言われるのがイヤで、
僕は絶え間なくタバコに火をつけた。
二人でいてもずっと一人で考え事をしていた。
珈琲はとっくに冷めていた。
それ以上の贅沢はない。
ひどく厭世的な気分です。

本人の字シリーズ。
「宍道湖」で画像検索すると夕焼けの美しい写真がずらっと出てきますが、
僕の思い出の中では重苦しい灰色の雲の垂れ込めた、
雪混じりの寒風が吹きすさぶ町です。
20代の僕の心象風景と重なって、
その重い景色にどこか郷愁を誘われました。
あれ以来一度も山陰にはでかけていませんが、
行くなら家内ちゃんを連れずに
一人で行きたい町の一つです。