2024.4.1
「あたたかいとは。」
2024.7.15 (4:54)
僕にとって「あたたかい」とは
人の体温、そして人がそこに存在するという
確かな肉体の感触とその重さであり、
「あたたかい人の心」のような抽象的で虚しい言葉ではない。
その体温や重さを知ることなく
ただうわべで語られる「人間とは」という疑問には
少しも現実が感じられず、僕はいつも激しい嫌悪感を覚えた。
僕は妄想が好きではない。
そこにある温度だけが
僕をはっきりと現実に繋ぎ止める。