「夜が明けるまで話をする。」

2023.12.2 (3:17)

大した話をしたわけじゃないけれど、
話は尽きることなく続いた。

気がつくと僕だけがしゃべっていて
相手が眠りこけている時もあった。

喫茶店がない田辺では
話をしたい時はいつも僕の部屋か車の中だった。

ただみんな寂しくて、
それでもどちらかが「寂しい」なんて言い出したら
もうどうしようもなくなることはわかっていた。

夜が好きだ。
と当時日記に何度も書いているが
後から思えば
昼でも夜でもなんでもよかったんだと思う。

二人だった。
二人でいるのが好きだった。