「偽物の君たちへ。」

2020.11.21 (22:02)

僕はマゾヒストではないので、
傷つくセリフに喜ぶわけもなく
さりとて落ち込むこともできず
ただ矢のように刺さる先輩の言葉を
飲み込む以外に出来ることはない。

マゾヒストはいつも一方的だ。
ただ欲しいものを求めるだけで、
自分が与えることをしない。

自分をよく見てほしければ
人をもっと近くで
もっとよく見るしかないのだと
大学生になってやっと気づいた。

僕はいつも人より遅かった。
何も、かも。

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