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「春はいつも憂鬱で。」

春はあんまりいい思い出ないなあ。
そんなこと言ったら春夏秋冬どれにもいい思い出なんかなかったかもしれないけれど。

実はお花見もほとんど行ったことがありません。

鴨川デルタの近くで美術サークルのお花見新歓コンパとかあったんだけど、
早速上回生が酔いつぶれてそこら中に嘔吐してるのを見て
げんなりした記憶はある。

漫画の「先輩」はそういう場所には絶対来なかった。
でも先輩が趣味でやってた生け花はよかった。

酔っ払いもいないし騒々しい音楽もない。
ただちまっとお花がそこにあるだけの空間だった。

「夜に。」

「ちゃんと言葉で言ってよ」が些細な男女の揉め事で、二人でなんとなく解決したようなしないような、そんな曖昧な空気の中で僕たちは安心したり不安になったりを繰り返す。

言いたくない、聞きたくないことを全て明るみに出し、関係のない人間を巻き込んで論じ合う空気は僕には耐え難い苦痛だ。

黙っていると「君はすぐ逃げる。そこが嫌い」と言われた。
その通りだとうつむいて僕はやはり黙っていた。