だらだら読める一覧ページ

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「因果。」

人の気持ちが色々と「見える」ようになってしまったおかげで、
必要以上に自分に厳しくなる人間と、
必要以上に自分に甘くなる人間の差がくっきりと見えてしまった。

グレーゾーンが減り、白か黒か、光か影かで
ジャッジされる機会が増えた。
その世界は余白がなく、苦しい。

僕はグレーのもやもやとした正解のない世界が居心地よいので
これからも誰かに正解を求めることはない。
自分の出す結論が正解かそうでないか、何もやってないのにわかるはずもない。
僕は天才でもないし愚かでもない。

セキグチが言うそんな言葉に、
今の君はなんと答えるだろう。

自分は結構人に優しかったはずと答えますか。
それとも傷ついて黙り込みますか。

どちらの行動も悪くない。し、よくもない。
どっちの自分が好きかくらいの差しかない。

人間てさ、押し付けられるのが好きなんだよ。
押し付けられておいて、押し付けるな!って
ただ文句を言ってるだけの現状維持が好きなんだよ。

「日常。」

「普段若い人とどんな話してるんですか」と聞かれたので考えてみるものの、
なんにも役に立つ話なんかしてないです。

推しとか流行ってるものとか好きなこととかも
あんまり言わないかなあ。
別に無理して盛り上がらなくていいんで。

すっごい親身になって自分のこと考えてほしい人なんて
僕に話しかけてこない気がします。
「こうしたいんだが不安」という気配の時だけは背中を押してあげます。

僕は結論ありきの会話が非常に苦手です。
つまり議論やディベートには全く向いておらず、
そんな意図はないんですがどんどん話が脱線していくので
ザ★男塾みたいな集まりには参加したくないです。

おしゃべりは好きです。
おしゃべりはおしゃべりをすることだけが正解であり、正義なのです。

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モバイル画面だけですが、少し画面を整理してボタンを追加してみました。
ランダム(シャッフル)ボタンは詩集を読む読み方として必要だなと思ってね。

ちなみに「読みました」を押すと10件までページの下の方に履歴が残るので
ブックマークとして使えます。もうちょっとわかりやすくしようと思ってそのままになってます。

「アトリエ。」

盆地である京都の暑さ寒さは厳しく、
築何十年だか誰もわからないこの建物は
あらゆる室内に隙間風が吹いており、とてもじゃないが
絵なんか描いてられる環境ではない。

アトリエは火気厳禁であることもそれに拍車をかける。
広大なアトリエにたった一つ、小さなストーブだけがあった。

真冬の制作は、日中だけにするか、
この小さなストーブでなんとかだましだまし暖を取るかの二択だ。

いきおい、ストーブの近くで話をする機会が増える。
いろりを囲んで昔話をするようなものだ。

自分たちで作った木の長椅子の端と端に座って、
背中合わせに話をしたりしなかったりする。

物音はしない。
時々ライターのカチッという音だけが背中越しに聞こえてくる。

僕はそんな時間が好きだった。
そんな時間を美しいと思った。

「回避スキル。」

好かれてるどころか
思ってたより嫌われていた、
という恥ずかしい勘違いも
そのうち笑って自分を許せる。

このダメージは時間が解決してくれない。
時間が経てば気にはしなくなるが永久に引きずる。
時間が長いとより強固に、巨大になる。

それを打ち消すことが可能なのは
「実際に好かれる」という上書きを
もってのみだと僕は思う。

そうしたことに時間を使える季節の間に
君は打ち消しの行動をとった方がよい。