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「言えないから。」

語解を恐れるあまり、ついつい言葉が多くなる。
そしてしゃべりすぎていやあな気持ちになる。

時間芸術である音楽はもっとダイレクトに感情を表現できるけど、
絵はそれに比べるとやや内省的で、回りくどい。もどかしい。

ただ丸を描く人間に、「それは何を描いてるの?」と訊いたところで
「丸を描いている」としか答えようがない。

「ええ、自分の内面を表現しています」
とか自分で言ってたら馬鹿みたいだと思う。
自分にもよくわからないことを説明させるから
意味のありそうなことを言うしかなくてそうなる。

では、と上手に説明してみれば、
今度は馬鹿じゃなくてうさんくさい詐欺師めいてくる。

多分僕たちは、僕たちのやっていることが
伝わると思っているわけでないし、
むしろ伝わっている方が不安になる。

みたいなポエムを考えている深夜、
頭の中には常にアルバン・ベルクのピアノソナタが流れている。

伝統的なそれまでのクラシック音楽が限界に達して生まれてきた、
初めて聴くと不安にしかならないこの20世紀初頭の曲は、
何度も何度も繰り返し聴いていると、
不思議となんだか自分自身そのもののような気がしてきて、
つとにロマンティックだ。

「テレビ番組。」

今週から始まった新シリーズのブラタモリは、青春モノクロームの舞台になった場所とかぶる。
来週が本番だ。

伊勢神宮への旅・第二夜▼鈴鹿名物グルメ!タモリ大興奮の三差路

ムロイからは引っ越してから1通手紙が来ていた。
さきほど探してみたら、住所は追分町になっていた。
僕は出さなかった。
なぜ出さなかったのか覚えていない。めんどくさかったのかもしれない。

でもそんなことが、ちょっとちくっとする。

「小学校。」

高校までは女子が苦手だった、と書くとちょっと違うな。

男女に限らず、
後ろめたいところのない、自信満々な人間が
苦手だったんだと思う。

今は別にそんなことはない。
むしろじめっとして嫌味っぽい方がちょっと怖い。

「朝。」

これ、刺さるとかじゃなくて
僕がぐっときた一言なんでよく覚えてます。

大学生になって相手のうちに泊まったり
相手が泊まりに来たりするようになると、
同じような言葉でぐっと来た人も多いはず。

「あのさー、私の歯ブラシ置いてっていい?」

そう、ネットで漫画として描くようになってから
「高校生はだめでしょ」という意見も
ちらほらと聞きましたが、どうなんでしょう。

時代なのか、僕の倫理観がだめなのか、
僕は大学1年生、村木は高校3年生でしたが、
つきあってることにも僕の下宿に転がりこんでいることにも
当時(30年前)何ひとつ疑問を感じませんでした。

そんな壊れた家庭に戻る必要はない、
僕が必ず守ってやる、
そんなことを思っていました。
言うのは恥ずかしいので授業を放りだして突然バイトを始めました。

大きなお世話でしたけどね。
所詮僕は親の金で大学に行って一人暮らしさせてもらってる身でしたから。