だらだら読める一覧ページ
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シリーズにんげんのうた⑩ 「先輩②。」
先輩は滅多に何かをスキだと言わなかった。
ただのひねくれものだったんだろうか。
僕はそうではないと思っている。
先輩はただ、色んなことがとても大切だったんだ。
→シリーズにんげんのうた
シリーズにんげんのうた⑨ 「先輩①。」
相手より強く好きになった方の負けなのだ。
先輩も僕も、それをよく知っていたのだ。
→シリーズにんげんのうた
「むっつ、ななつ、やつあたり。」
どうにもクラスで浮いている、ということを決して認めない僕は、
唯一普通に話してくれるマキタに全力で八つ当たりをする。
絶望する。
いまだに夢に見る。
→人物「マキタ」一覧
「だって風が強いから。」
僕が高校生の頃でも、屋上への立ち入りは禁止されていました。
僕はあの手この手でスペアキーをこっそり持っていたので、
逃げ場所としてよく利用していました。
田舎で、外歩いたって人なんかいやしないというのに、
僕は何だか【人】から逃げようと必死でした。
→イラスト一覧