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「1999年のディストピア。(3)」

ハセガワとひかる、女性の漫画のコマ

僕は色んな言葉を使って色んなことを語ったが、
極言すれば、それはとてもとても単純な、
子供の駄々のような部分から湧いてくるものだった。

ただそれを認めるのに人よりも数倍の時間がかかったに過ぎない。
つまり、僕は「僕は優秀じゃないから」と思っていた僕よりも、
さらに優秀でなかったということである。

それまでも死にたい人にはサイトを通じてたくさん出会った。
言葉は悪いが、彼彼女らは、僕と同じく、
世界が「思い通りになりさえすれば」生きていける人たちだった。

ひかるにもそういう部分はあったのかもしれない。
が、僕には見通せなかった。

ひかるからは、ひかるの中の世界の手触りが
何も感じられなかった。

このマンガ・イラストの説明

ハセガワは「死にたい」という感情が、他人に嫌われ、思い通りにならない世界が面倒だという単純なものだったと語る。ナレーションは、自尊心が低ければ妄想で解決できる幼稚な「死にたい」について言及する。ひかるは無表情で、彼女には世界がなく、誰に肯定されても何も生まれないと描写される。別のコマでは、ハセガワが涙を流し、オータニらしき女性に頭を撫でられ慰められている。

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