
アトリエの裏、室町今出川にかつてあった、
何の変哲もない、さしたる特徴もない、喫茶店・デューク。
とっくに閉店し、土に還った。
でも僕には忘れがたい。
今までも何度か描いてきたが、
ちゃんと描いておかねばと思ったのだ。
写真など一枚も残っていないから。
僕の記憶から消え失せてしまう前に。

アトリエの裏、室町今出川にかつてあった、
何の変哲もない、さしたる特徴もない、喫茶店・デューク。
とっくに閉店し、土に還った。
でも僕には忘れがたい。
今までも何度か描いてきたが、
ちゃんと描いておかねばと思ったのだ。
写真など一枚も残っていないから。
僕の記憶から消え失せてしまう前に。
喫茶店「デューク」の窓際で物思いにふけるハセガワと、店を見上げるオズ先輩の姿を描いた一コマ。ハセガワは店内でくつろぎ、外にいるオズ先輩はタバコを手に立ち止まっている。大学時代の二人の静かな距離感と、レトロな建物の雰囲気が漂う日常の風景である。