


飽きてるのにそれまでの自分を否定したくなくて
ずるずると「好き」をひっぱるのは好みではない。



飽きてるのにそれまでの自分を否定したくなくて
ずるずると「好き」をひっぱるのは好みではない。
主人公は子供の頃恐竜が好きだったが中学生になるとすべて飽きてしまった。同様に携帯の着信音もその曲が嫌いになり、パソコンのカスタマイズも初期設定に戻した。彼は恋愛でも同様で、どこが好きだったのか思い出せないという。ある日、自分のイラストが気に入られた場面で、自分はつまらない大人になったのかと考えるが、実は本当に大事なもの以外は軽く捉えていることに気づく。