
太宰の斜陽館がまだ宿泊業を行っている時代の話です。
文学散歩として、小樽出身の枝くんをガイドに、
北海道から青森、岩手、秋田、宮城と、
文学碑を訪れる2週間くらいの旅行をしました。
まあそれはそれで思い出に残っていますが、
やっぱり僕は文学碑よりも人、その辺の人が好きなので、
高校生かな、女の子が財布拾ってくれたことの方がよく覚えています。
枝くんは漫画に描くと最低ですが、
本当はいいやつなのかどうか、僕も知りません。
太宰の斜陽館がまだ宿泊業を行っている時代の話です。
文学散歩として、小樽出身の枝くんをガイドに、
北海道から青森、岩手、秋田、宮城と、
文学碑を訪れる2週間くらいの旅行をしました。
まあそれはそれで思い出に残っていますが、
やっぱり僕は文学碑よりも人、その辺の人が好きなので、
高校生かな、女の子が財布拾ってくれたことの方がよく覚えています。
枝くんは漫画に描くと最低ですが、
本当はいいやつなのかどうか、僕も知りません。
二人の男性が駅のゲームコーナーで財布を無くして困っている。彼らは脱衣麻雀ゲームのことで意見を交わし、「人の金で脱衣を…」とつぶやいている。別の場所では、女性が寒い中耳当てをつけて驚いている様子だ。男性たちは財布を探しつつも漫才のようなやり取りを続けている。フランス語や不意のジョークも飛び交い、なんともコミカルなシーンである。