2024.4.1
「孤独たち。」
2020.8.18 (1:07)
僕がこれで何より傷ついたのは、
僕は勝手にムロイを仲間だと思っていたからだ。
確かに性格は嫌いだったが。
ああ、結局俺ではダメなのだなと思った。
その、「俺がいてもなあ」というぼんやりとしたがっかり気分は、
この歳になってもまだずっと続いている。
だから僕は、僕を中心として人を集めるのは得意だが、
その輪に自分自身が入っていくことは苦手だ。