
どんな絵が好きかと訊かれる度、退廃とか感傷とか、ピンと来ない言葉で答えてきた。
僕は多分、幸せになろうとしていない人間の絵が好きなんだと思う。
そんな事、誰にも伝わりはしないだろう。
だから絵で人とは繋がれない。

どんな絵が好きかと訊かれる度、退廃とか感傷とか、ピンと来ない言葉で答えてきた。
僕は多分、幸せになろうとしていない人間の絵が好きなんだと思う。
そんな事、誰にも伝わりはしないだろう。
だから絵で人とは繋がれない。
オズ先輩がタバコをくわえ、涙を流しながら俯いている。別の人物がオズ先輩の手を握り、「お前はほんとうにイヤな、やつだ」と語りかけている。切ない表情のオズ先輩と、彼女を包み込むような手の対比が印象的だ。二人の間の複雑な感情が描かれている。