
医者に【あなたは●●だ】と病名を与えられただけで、心のどこかでほっと安心する程度の人間に、救われない人間の抱える痛みなどわかりはしない。

医者に【あなたは●●だ】と病名を与えられただけで、心のどこかでほっと安心する程度の人間に、救われない人間の抱える痛みなどわかりはしない。
少年のような見た目の人物が、大人らしき人物の服を掴み、不安げな表情で上を見上げている。周囲には「場面緘黙症」「発達障害」「鬱」「自閉症スペクトラム」といった診断名が並ぶ。次のコマでは、その人物が服に顔をうずめ、沈痛な面持ちだ。「そんな言葉で一体誰が幸せになったのか」というモノローグが、診断名がもたらす苦悩を語る。