

スラング「インターネット老人会」で語られる内容は、
いずれもソフト面、つまり娯楽やエンタメで語られることが多く、
当時中学生高校生だった「ネットにしか居場所がない」人たちの作った文化で、
わたくしは若干生息域が異なりました。
こうした技術屋的コミュニティにも属しながら、
いっぽうで自殺や憂鬱といった文系的ポエムにもどっぷりと
浸かっていたので、その頃の楽しさ…苦しさでもありますが…
はよく覚えています。
もはや老人会ではなく、故人の会です。
なぜ今こんな漫画を描いたかというと、
この当時のまま卒業できなかった人も意外といるのではと思い、
それは想像するととても恐ろしいことだと思ったから。
