お知らせサイトは絶対に閉鎖しませんが、現システムを捨て、90年代の技術に戻す作業をしております。

シリーズにんげんのうた①「マキタ。」

進路希望調査を拒否するマキタと、それを見つめるハセガワ

僕はいつも反抗的だったが、それは反抗のための反抗、
反抗的なポーズに酔いしれているだけの、暗く俯いた子供で。

だから結局、大きなシステムを自分から見限ることなく、
安心が約束された場所から、辺りの顔色を伺いながらあれもこれもダメだ、と
駄々をこねていたに過ぎない。

僕にとってマキタは、そうした稚拙なアイデンティティでさえ確立できずにいる、
僕自身のアンチテーゼのような存在でもあった。

→シリーズにんげんのうた

このマンガ・イラストの説明

高校2年生で同じクラスになったマキタとハセガワ。ハセガワが進路希望のプリントを渡すと、マキタは「いらない」と受け取りを拒否する。自分を貫くマキタの姿に対し、ハセガワは進路調査票に「しにたい」などと書き殴る自分を、与えられた枠の中で駄々をこねるだけの子供だと自嘲し、彼女を見つめる。

  • URLをコピーしました!
コンテンツ