猫耳の女の子「ぴくちゃん」はいつも焦点が定まらない目で、不思議な雰囲気を持つ人物だ。美術部で大人気の彼女は、彼氏との関係で毎晩殴られているが、それに耐えている。作者は彼女を不思議に思いつつも懐かしい気持ちで見守り、彼女が2002年に結婚するまで友達でいたことを振り返っている。ぴくちゃんは、ぽかぽかする日常の中で、独自の生き方を見せるキャラクターだ。