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「文系たち。」

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ここ何週間か、朝方まで考え込んだり絵を描いていることが多く、
ようやく寝ついたと思った瞬間
狂ったように家の前で選挙カーが演説を繰り広げ
いつもはうるさいなあと思うくらいなんですが
よろしくない最近の政治ニュースと暗い世相の相乗効果で
まったくもって病気になりそうです。
クリスマスとしては過去最低だ。
僕は子供の頃から大きな音やチカチカするものが苦手で、
故にライブだったりクラブだったり
あるいはチェーンの居酒屋だったり
目の前の人と会話できないような音量の場所は
なるべく避けて生きています。
音がない光と影だけの世界が心地よい。
夏よりも冬の方がよい。
昼間よりも夜がよい。



自分を頑固だと思ったことはあまりないんですけど、
日記の中の僕と、もらった手紙の中の僕には大分差があって、
そういうところで少しづつ主観と客観の差を埋めていくんだろうと思う。
物事を主観でしか見れない、つまり「空気が読めない」ということに対して、
今は僕たちの頃のよりもずっと手厳しい。
もうなんというか、罰にすら近い感覚がある。
だからその生きづらさを
障害なんだ、あるいはグレーゾーンだ、と
決めつけることでしか罰から逃れられない雰囲気さえあって、
あれは嫌だなと僕は思っている。
僕は少しもキラキラしていなかったし、
少しも他人に対して思いやりのある優しい人間ではなかったが、
だからと言って笑ってその場をなごやかにやり過ごすことが
正しいことだとも到底思えなかった。
ただ1対1で関係したかった。
その調子で50近い今までやってこれたのは奇跡なのかもしれない。