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汚い格好の先輩が好きだった。
僕のモデルになってくれた日も、どう見てももっと年上…おばさんとか…のお下がりで
糸がほつれたようなセーターと破れたジーンズでうちに来た。

僕は先輩が欲しかった。
何をしてでもその関心を買いたかった。

先輩が与えてくれる世界は
いつもくすんだ色で溢れていた。

その言葉をすべて書き留めておくほどに
僕は先輩に近づきたいと思った。

安らぎを与えてくれる人はたくさんいた。
安らぎと共にいると僕はなめくじのように弱くなった。

僕は先輩の体にそっと手を回した。
先輩はぽつんとそれはお前が寂しくなるだけだ、と言った。

窓の外の月は僕たちを全て見ていた。

大学生になって筋肉少女帯のニューアルバム「レティクル座妄想」(1994)の
この曲を聴いた時、即座にムロイのことを思い出した。

筋肉少女帯「香菜、頭をよくしてあげよう」
https://www.youtube.com/watch?v=ZxBTK_Inny8

同族嫌悪。

マーモットを洗う動画
https://www.youtube.com/watch?v=wEX1_NYoPls&t=5s

やまねずみロッキーチャックのOP/ED
https://www.youtube.com/watch?v=9I6FdqM-jLQ

どんな人も掘り返すと必ず色々ある。
本人は大したことじゃないと言うけれど、
僕にとっては大したことばかりだった。

それを見ないふりで表面的に仲良くしていくのも
土足で踏み込んで後悔するのも、
是非はない。

少なくとも「どんな人も必ず色々ある」。
一般論ではなく生々しい手触りとしてそれを知ったことは
僕にとってとてもとても大事な思い出である。