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「マキタ。」

これはよく覚えているから折に触れて描くのだけれど、
本当のことを言えば、
「マキタがいつも廊下で聴いてるよ」と教えてくれた演劇部員がいるのだ。
気配はドアの窓に人影が映るので気づくのだけれど、
もしかしたらマキタではなかったかもしれないね。

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これはよく覚えているから折に触れて描くのだけれど、
本当のことを言えば、
「マキタがいつも廊下で聴いてるよ」と教えてくれた演劇部員がいるのだ。
気配はドアの窓に人影が映るので気づくのだけれど、
もしかしたらマキタではなかったかもしれないね。
女子には女子の何かがあるんだろうけれど、
僕にはさっぱりわからん。
途中で理解するのは放棄し、
円満に家庭生活を送っている。
表紙。
ひどくなっていく譫妄、孤独、不安。
1997年、僕は大学三年生。
何の希望もなく、ただ澱んでいた。
そんな希望のない毎日を、
希望なく描きたいと思った。