だらだら読める一覧ページ

旧サイトのようなブログ形式でだらだらと読みたい場合はこちらのページをブックマークしてください。
新着から過去に向かってすべての投稿が掲載されます。

「黙って。」

僕はいつも一言多かったので
余計なことは言わないようにしようと気をつけたところ
何も言うことがなかったことに気づき
「何も言うことがない」と言ったら
「じゃあ黙っときや」
と答えた。

すれちがいとかそんなんじゃなくて
それぞれ別の星に立っているようだった。

「杉ちゃん。」

きっかけ(トラウマ)があって同性が好きになる後天的な子と、
先天的に最初っから同性が好きな子でもにおいが違って、
においが違うと恋愛にはならない、とか言ってた覚えがある。

新宿2丁目のおかまバーに出入りしてた頃も思ったが、
彼彼女らの好みは出会いが我々より更に少ない分、
より先鋭的ではっきりしているように感じた。

確かに「ただの友人以上に感じる同性」がいた経験は
僕にもあるが、それはもちろん恋愛ではない。
何が恋愛なのかを知らなければ混同するのも無理はない。

杉ちゃんは一緒にいてとても楽だった。
どれだけ一緒にいても絶対に変な空気にならないからだ。
本物はいい。

「顔。」

2010~2015年くらい、30代後半から40代にかけてが
僕にとってアニメが一番おもしろかった時期です。

なのでその頃描いたマキタは深夜にやっていた日常系アニメの
影響を強く受けている。

ただ何故そんなに夢中になって描いていたかと言うと、
「それまで自分の中に存在しなかった世界」だったことが大きく、
本音では子どもの顔の造形をかわいいとは思ってないし、
恋愛や性的な対象にも当然ならない。

むしろ子どもは好きじゃないんだと思う。
その辺の無理してた感が時間と共に鬱屈していって、
今度は当時のマキタや先輩本人よりもだいぶ大人っぽく
描くようになってしまった。

色々悩ましい。
まあでもいわゆるハンコ絵と呼ばれるような、
記号的な表現はもうあんまり描きたくないなあとは思っています。