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さみだれちゃんは一言も話さない。
故に彼女から聞こえる言葉は僕に対する僕自身の言葉である。
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さみだれちゃんは一言も話さない。
故に彼女から聞こえる言葉は僕に対する僕自身の言葉である。

コツコツと足音がして胸がときめくが、
たいてい来るのは美術部顧問の先生。
先生がにやにやしながら「マキタかと思た?」と言う。
何やこのおばはん帰れ、と僕は心の中で毒づく。
そんな小さなことだけ覚えてる。

とにかく周りの人間がしゃべっている内容が一つもわからず置いてけぼりの上、色紙代返せとか言われていい思い出が一つもない。
マエダのサークル本は一冊も売れなかった。
向かいの人も一冊も売れなかった。

どこで僕たちは間違ったのか。