だらだら読める一覧ページ

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「なんだってかわいげはある方がいい。」

「かわいい」のと「かわいげ」があるのとは、
僕の中では明確に違います。

かわいいは作為的です。
かわいいと思われたいからかわいくしているのが
「かわいい」です。

かわいげは本人が全く意識していない部分に隠れている、
人間として憎めない部分です。
だから見た目や男女は関係ありません。

「かわいい」だけが好きな人もいれば、
両方を求める人もいてそれぞれですが、

僕が好きな「かわいげ」は大体周囲から疎まれる部分であって、
そこを惜しげなく見せてくれる人は「かわいいな」と思います。

「今日のアキバ会。」

仕事にも女子にも人生にも何もかも
つかれきった中年男性の私、先生と
同じく中年男性の卒業生、ハンバーガーは

アキバからただ道を走って無目的に到着した相模湖で
ピンクのアヒルにのって

小雨のなか、誰もいない何もいない音もしない湖面を、
黙々と夕日に向かって進んでゆく。

少し、回復した。

「『甘え』という言葉に呪われていた。」

甘えてはいけない。
一人で自立しなければならない。
誰にも頼らずに自分自身で成し遂げなければならない。

そうやって「ならない」を心の中で連発しているうちは、
僕はちっとも自立できなかった。

「僕の努力が足らないから」
「才能がないから」
「やる気がないから」

そう自分のせいにしているうちは、
何も出来やしないのだ。

それを気づかせてくれたのは、君だ。
僕一人ではきっと何も気づかなかっただろうと思う。

そういう意味では、
僕は君といる間に、
少しづつ甘えるということを覚えた。

「ピンポンぎらい。」

電話も出ない、ピンポンも出ない、ゴミ出しも行かない。
存在を疑われても仕方ない生活をしている家内ちゃんですが、

ごろうの舞台は行く。
何度でも行く。公演中毎日行く。

やってあげる人がいると、
人は何もしなくなる。