

こどもの頃に好きで覚えたことって、
本当に永久に忘れませんよね。
その切手図鑑の手触りとか何ページ目に「かな『イ』」があったとか
全然覚えているもの。
不思議だねえ。同級生の名前はもうほとんど思い出せないのに。
こどもの頃に好きで覚えたことって、
本当に永久に忘れませんよね。
その切手図鑑の手触りとか何ページ目に「かな『イ』」があったとか
全然覚えているもの。
不思議だねえ。同級生の名前はもうほとんど思い出せないのに。
夫は子供の頃から切手集めが好きで、特に自分の解説を加えた図鑑作りを楽しんでいた。彼が集めていた昭和58年頃の図鑑には、「手彫桜和紙三十銭かな『イ』」という切手が特に貴重で、明治初期のこの切手は400万円という高額で取引されていた。家内ちゃんはそれを聞いて自分のことだと思った。