
ふられて嫌われるのは諦めがつくが、一旦自分で「好き」と言っておきながら、「あ、好きじゃなかった」を認めるのは覚悟がいった。
人間て勝手だ。
でもしょうがない。
好きじゃなかったんだ。

ふられて嫌われるのは諦めがつくが、一旦自分で「好き」と言っておきながら、「あ、好きじゃなかった」を認めるのは覚悟がいった。
人間て勝手だ。
でもしょうがない。
好きじゃなかったんだ。
ヨシダが石を手に持ち、正面を見て微笑んでいる。黒髪ショートカットで眼鏡をかけている。吹き出しには「この石はですね、」と書かれている。ナレーションでは、ヨシダの写真は残っておらず、好きではなかったと語られる。一緒にいると理由もなく不機嫌になり自己嫌悪に陥った、そんな悩みを抱える平成初期の高校生だったと回想している。