
嬉しい時も哀しい時も怒っている時も、大体同じような顔をしているマキタのことを、
僕は大体何も理解することはできず、
どんな状況でどんな言葉を投げかけられても、
決して正面から受け止めようとはしなかった。
後悔だけが色濃く残る。

嬉しい時も哀しい時も怒っている時も、大体同じような顔をしているマキタのことを、
僕は大体何も理解することはできず、
どんな状況でどんな言葉を投げかけられても、
決して正面から受け止めようとはしなかった。
後悔だけが色濃く残る。
日直の仕事中、ハセガワが「めんどくさい」と零すと、マキタはハセガワの心中を察したような言葉を返す。窓の外を見つめるマキタは、ハセガワが誰かに見られていないと頑張れない性格であることを見抜いていた。自分の内面を指摘されたハセガワは、図星を突かれた苛立ちを覚えつつも、彼女との対話を続ける。