「ともだちになるために。」

2人が対話し、本音を語る。
自分の悩み分析への気づき。
会話する男女のカフェシーン。
自分語りされて困惑する女性。

悩みというのは、言葉で書くことができる時点で
半分くらいは解決している。

僕が20代に頃にやっていた悩み相談コーナーみたいなことを
今やろうと全く思わないのは、メールにせよチャットにせよ、
書いている時点でストーリーになっているからだ。
物語に返信しても何も解決しない。

「金がない」という悩みには「働く」という回答以外はない。
でも…と言いたくなるのは「働きたくない」が本音だ。
だから僕はほとんど相手の話をまともに聞いていない。

人間が一番見たくないものは自分の真実の姿だと思う。
これはずうっとそう思っている。
そうした屈託がない人間もいるかもしれない。
そんな人間はまぶし過ぎて僕はつきあえない。

また、統合失調であれうつ病であれ、
既に病名が確定して診断されている人間の悩みには本音では乗れない。

僕は資格をもった医者でもカウンセラーでもない、
そこら辺にいるただの人だからだ。
病名が出てきた時点で「大変だったね」「お大事に」以外のことは
言えなくなる。
だからあまり書かない方がいいと最近は言う。
ことさらSNSで書くと余計つらいことになると思う。

病気とか見た目…デブとかハゲとかブスでもいいが…
で仲間意識をもったところで、それは一方的な仲間意識であって、
僕が欲しい仲間ではない。
僕はデブだがデブ仲間はいらないしデブ話なんかしたくない。

誰の話でも12時間も24時間も聞いているわけではない。
僕が聞きたいと思ったから聞いている。

それは何が条件なのか。
女子限定なのか。見た目がかわいければいいのか。
有名人だからか。かわいそうだからか。

違う。

僕のカンだ。
そういう風に僕は自分勝手に、利己的に生きている。
君は違うのか?

【翻訳用】AIによるこのマンガ・イラストの説明

4ページマンガ。孤独を抱える女性が防衛のために自己物語化を繰り返している。男性は友人となるには言語化できない部分を見つけて、言語化できている部分を全否定しなければならないと考えている。男性にとってそのプロセスが友達となる必要条件であり、どうしても通らなければならない道だと考えている。孤独な人間の自分語りを引き出すには時間が必要だ。

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