
全然根拠はないのだけれど、
少しは好かれているんじゃないかと思っていた。
それどころではなく、
積極的に嫌われていたんだ、と誕生日に知った。
でも「手紙をもらった」という事実は嬉しかった。
内容は哀しかった。
どうしていいのか自分でもわからず、
逃げて、旅に出た。
そして更に嫌われることになる。

全然根拠はないのだけれど、
少しは好かれているんじゃないかと思っていた。
それどころではなく、
積極的に嫌われていたんだ、と誕生日に知った。
でも「手紙をもらった」という事実は嬉しかった。
内容は哀しかった。
どうしていいのか自分でもわからず、
逃げて、旅に出た。
そして更に嫌われることになる。
夕焼けの教室で、マキタがハセガワに手紙を渡す。ハセガワは驚いた表情で手紙を受け取り、マキタは顔を伏せて立ち去る。ハセガワは「初めて好きな子から手紙をもらった」と語り、手紙の内容は「ありがと ごめんね 迷惑」だったようだ。彼は当時の心境を「嬉しくて、哀しかった」と振り返る。