2024.4.1
2022年4月68P
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「先生。」
先生というのは、
その成果を「10年後の生徒の姿」でしか確認することができない、
気の長いお仕事なのです。
「絵柄ふやそう日和。」
息抜きのつもりでついつい熱中してしまう。
「5年ぶりのジム。」
このジムの利用者は99%中高年だからね。
多分このご時世になりかけた時に、「しゃべらないでください!」って注意したけど
誰も言うこと聞かなくてべらべらべらべらしゃべってたからこうなったのかもしれません。
5年前もそうだったもんな。
黙って泳いでるだけなのにものすごい話しかけられる。
「ナナさんの思い出。」
ナナさんは手紙の字がものすごーく達筆で
そのギャップでよく覚えています。
透けた油紙に青い万年筆で書かれた、
ところどころ滲む端正な文字が、
バブルをひきずったイケイケギャルみたいな本人像と
全然合ってなくてよかった。
人のことを言い当てるのが好きな人でした。