「好きな子に勢いでオリジナル曲を弾き語りして黒歴史」みたいなのは僕たちの世代としてはよくある話で。
平成初頭はバンドブームだったし。
僕の場合音楽はクラシック、楽器はピアノだったけどやってることは同じく恥ずかしい内容だったよ。
でもなぜかクラシックとピアノだとキザとかガチ扱いで
「いやいやお前のは笑えない、本気だし」みたいな感じなのよね。
なので無理にお笑いにしないで
クソ真面目に語る癖がついたのかもしれない。
音楽室でピアノを弾く村木と、膝の上に手を置き少し俯いた表情の制服姿の女性が描かれている。村木はセミロングのグレー髪でピアノの鍵盤に向かい、一方の女性は心の内を抱えたような寂しげな態度だ。二人の視線は交わらず、切なさと憂鬱が漂う静かな一瞬を捉えている。
