「その手紙。」2024 .03.04 #2ページ #シリーズ:しあわせの時間。ビター 思春期彼は、自分の誕生日のことを鮮明に覚えていた。それは、自分の誕生日に彼女が手紙を渡しに来たからだった。手紙の中身がラブレターであれば青春だと期待するが、実際に読むと「ありがとう。でも迷惑やバーカ」と書かれていた。そんな手紙でも、それが青春なのかもしれない、と彼は感じている。切手を貼って出すんじゃなくて、わざわざ誰もいない時間の美術室までやってきてわざわざ手で渡すところがマキタらしくてね。そういうところ、そういう人が好きだったんだよ。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1Pマキタ2024.03.03 23:13 「日没。」 1P2024.03.05 01:19 「身も蓋もなく。」 2P2024.02.08 20:52 「名もない僕たちの。」