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窓越しに先輩を見つめる主人公の姿

大学時代の先輩が同じビルにいると知る主人公

タバコをくわえ向き合う二人の男女の横顔

「絵を描く」って選択肢がもし僕の中になかったら

今どうなってたんでしょうね。

とてもこの憂鬱には耐えられない気がします。

若い頃の激しい憂鬱ではないのです。

ただ何もないのです。

大学時代の先輩が同じビルにいることを偶然知った。日常に楽しみを見いだせず、疲れていると感じている主人公は、先輩の代わらぬ姿に安心する。二人は言葉を交わすわけではなく、ただその存在が感傷的な慰めとなっている。ただ互いにそこにいることが、どこか心に触れる出来事になっているのだ。