「君しか知らない話をどうか僕に。」2020 .09.24 大学編 奥崎 #1ページ #シリーズ:しあわせの時間。ほっこり 日常一組の男女が会話をしている場面だ。女性は島根まで来たことを話し、男性に行きたい場所を尋ねる。男性は日本海と健康ランドしかないと答える。女性はかつてのバス停での思い出を語り、初めて男の子に好きだと言われたことを懐かしむ。彼女はそれを面白くて変だと思っている。旅は好きだった。旅の目的は、何かを見ることではなく、何も見ないことだった。自分を知っている人間がいないというだけで、僕の心ははずんだ。やがて、誰かと旅をすることを覚えた。それは何かを見る旅だった。目的を達するための旅だった。僕は次第に疲弊した。奥崎の実家に挨拶に行った。目的は達した。僕は君のことを知りたいと思った。雪が降り出した。君は君しか知らないことをたくさん話した。僕は、そうやって人を好きになる。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1Pオズ先輩2020.09.24 02:30 「僕の病気。」 1Pヒカル2020.09.24 22:03 「1999年のディストピア。-背景-」 1P大学編2020.09.03 19:06 「でね、あのね、だからね。」