理解してくれ、わかってくれ、と
相手に対して不満に思う時、
僕は絶対に相手のことを考えていないわけで。
高校生のつきあいなんて
恋愛というより気の迷いに近い程度のものだけれど、
自分はなんという都合のいいことばかり考えているのだ、と
反省する時も自分を中心に考えている。
さあ、この後どんな行動をとれば正解だったか。
僕は確実に不正解を選ぶので答えることは出来ない。
美術部のヨシダが絵を描いていると、同じ制服姿の女性が近づき「せんぱい、ほんま絵ぇ好きやね」と話しかける。ヨシダは照れながら緊張して絵を続ける。女性がさらに「そんなに私とおんのイヤか」と率直に問いかけ、その言葉にヨシダは戸惑いを見せる。二人の微妙な関係や思春期の不器用な感情が切なく描かれている。
