美術室で絵を描いていたハセガワは、ふと死にたい気分になることがあると考え、作業中のムロイに死にたいか尋ねる。突然の問いに驚いたムロイは作っていた顔の像を潰し、自分を殺さないでほしいと怯えながらハセガワに訴えかけた。ハセガワは、ムロイからそんな危険人物のような目で見られていたのかと困惑した表情を浮かべる。 その後、ハセガワはソファーでくつろぐマキタのもとへ行き、なぜ自殺をしてはいけないのかと疑問を投げかける。マキタがいけないに決まっていると即座に言い放つと、ハセガワもその通りだと相槌を打って納得した。マキタはそのままソファーにうつ伏せで倒れ込み、ハセガワはその傍らの椅子に静かに腰掛けていた。



