先生は物事の結果を出すことよりも途中経過を重視し、人と段階を踏んで関係を築く過程そのものを好む性格だと語る。かつて職場で数字を出すよう厳しく叱責された過去を思い返し、成否や勝敗ですべてを割り切る生き方は自分には合わなかったと述べる。白黒をつける極端な思考に囚われては、人生が味気ないゲームのようになってしまうと自身の価値観を振り返る。 アノ子は、ゴールが見えないやり方は時間の無駄ではないかと強い口調で反発し、不満の声を上げる。先生はお前にとって無駄なだけだとあっさりと肯定し、嫌なら真似をしなければいいと子ども扱いして軽く窘める。先生は目標や締め切り、結果などに縛られず、何もない日常の中でただ生きている状態が好きだと実感しながら過ごす。

