先生はふわっとした問いや会話を好み、もっと可愛くなりたいと曖昧な要望を口にするアノ子の相手をする。相手に手がかりを丸投げする会話に対し、先生は現代ではこうした不全さが病気や特性という言葉で説明されると考える。アノ子は、世間一般で言われる男女差の通説と自分たちの関係性が真逆であると先生に語りかける。 先生は過去にムロイが吃音交じりに自身の悩みを相談していた姿を思い出し、自分語りと思春期の心理に思考を巡らせる。物事をすんなり理解できる人とそうでない人が存在し、わからないこと自体は悪ではないと先生は考える。考え込む先生の横で、アノ子は話が全くわからないと言い放ち、早くバナナを出すように強く要求する。


