ハセガワは毎日の家事や看病、買い物などに追われて自分を構う余裕がなくなり、心労から急激に痩せて体重が二桁に減少した。本人は痩せたことを特に喜んでいなかったが、翌日に軽いぎっくり腰が再発してしまい、床に伏せて動けなくなる。横になりながらも掃除を気にするハセガワに対し、家内ちゃんは「夫に腰など存在しない」と去年考えていたことを思い出す。不審に思った家内ちゃんが寝ているハセガワに近づき、衣服をめくってその体を手のひらで入念に触って確かめた。痩せたことで本当に腰のくびれができているのを発見した家内ちゃんは、腰があると確信して大いに驚く。何もしなくていいって言ったのにと怒りつつも、家内ちゃんはその腰を揉みほぐした。


