やる気が出ない日々を過ごすハセガワは、自身の特性について思索を巡らせる。「1対多」の構図や、複数人が同時に同じ話をする場が苦手なハセガワは、一人との深い対話や創作を好む。アノ子からASDという指摘を受けるも、ハセガワは特定のラベリングに執着せず、納得するまでセリフや絵を書き直すこだわりの強さを見せる。こだわりゆえの苦悩はあるものの、創作に没頭することで安心を見出し、再び何かを描き始めようとする。




セリフ
1ページ目
- 「バナーナがいるな……」
- 効果音ぬっ
- 強制的に停止してくれる人がいないと倒れるまで何かし続ける。
- わたくしは「やる気でなくて何もできない」という状態がほぼないので
- このところ少々オーバーワークだったので久々に午後をだらだらと過ごした。
- 「ASDとは」
- このところ興味や関心は介護・福祉・障害・病などに移り、
- 「社会とは何か」を考えるために自分についてまた考えたりする。
2ページ目
- わたくしは「1対多」という構図が大変苦手であり
- それは「仲良し3人」(たった3人)であっても変わらない。
- 3人以上で話すと何の話をしているのかわからなくなる。
- 「ひえっ」
- 効果音ぐい
- 目の前のことが最優先になるため周囲の状況を無視しがちであり
- 「ええええのぐがっ」
3ページ目
- 一人の人間から一人分の深い感情を読み取るのは得意で
- それは相手が言葉を話せなかったりしても同じ。
- そういう密度の高さが嫌いな人も多い。それは知らん。
- 一方的に自分の思ったことを書くあるいは描くのは無限にできるが
- 「同じ場所で大勢が同じことを言っている」
- これが苦手。
- 草 草 草 草 草 草
4ページ目
- 「それってASDなのでは!?」
- 笑えないタイプ笑えないラベリング。
- 「だから「メンヘラ」「コミュ障」などの言葉の定義に強く執着する。」
- 「わたくしたちにはわからない言葉。」
- 「全部セリフや言葉を書いてからたいしてい全部書き直す。」
- 「絵も時々全部描き直す。」
- 「なんだ俺全然暇じゃないかと安心してまた何かし始める。」
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