セリフ
1ページ目
- 少し後で知り合う前の集合写真に一緒に写っていたことに気づいた。
- マキタの髪型が今と違ってて
- 不思議な気持ちになる。
2ページ目
- そう、これがよく知っているマキタ。
- それまで全く視界に入ってなかった。
- 気づけばいつも遠くから探している。
- なんと不可思議で自分自身だけの季節だったろう。
過去の集合写真を見返した主人公は、まだ知り合う前のマキタがそこに写っていたことに気づく。今の姿とは異なる髪型に懐かしさや不思議な感慨を覚える。それまで視界に入っていなかったマキタを、いつしか無意識に探してしまう自分に気づき、主人公は自分自身だけが過ごしていたような思春期の季節を回想する。過去と現在の距離感に想いを馳せる、切なくも静かな内省が描かれている。

