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美術館で働く先輩と、毎週そこへ通う後輩の交流を描いた漫画

時代の変化と、小さな出版社の本を買い続ける姿を描いた4コマ漫画

自己満足や正しさ、信念について対照的な絵柄で語る漫画

否定され孤独に沈む中、誰かに話を聞いてほしいと期待する男性

セリフ

1ページ目

  1. 先輩は卒業後、絶対客が来なそうな生真面目な美術館に就職し
  2. 「またお前か。」
  3. 効果音ヒマだいいけど
  4. わたくしは毎週のように通ってその生真面目に染まった。

2ページ目

  1. 美術館は息子の代になってポップで客受けするアート路線に変更
  2. 「チース」
  3. わたくしは結婚後も情報を追っていたがしばらくしてつぶれた。
  4. 「つぶしたんだと思う。」
  5. わたくしはその後先輩とその夫が作った極小出版社の絶対に売れなそうな生真面目な本をひっそり買い続けている。
  6. いっときTVにばんばん出てた社長は今はインフルエンサーみたいになっている。
  7. 「見るからに派手好き」

3ページ目

  1. 「いやーなんぼ一生懸命やってもねえ 注目されて売れんかったらそら自己満足ですわ。」
  2. それが正しいことはさすがにわたくしもわかっている。
  3. 「でも正しいことだけが世界の全てではないと私は思いたい。」
  4. わたくしの基本的な考え方は全て先輩から来ている。

4ページ目

  1. 日に日に気分は沈む。
  2. 何を見、何を聞いてもわたくしの全てを否定され、お前は世界に不要だと言われている気がする。
  3. でもわたくしや先輩の話を聞いてくれる人もまだどこかにいるんじゃないか。
  4. そう期待してわたくしは今日もあなた方の方を振り向く。
  5. これが多分わたくしの最後の期待なんだと思う。