今現在の自分は過去の行動の結果でしかない。
もちろん、自分ではどうすることもできなかった不幸を 自分でどうにかしろというのはあまりに酷で、 それに耐えて乗り越えられる人間ばかりじゃないから(わたくしもそうであるように)、
同情なり憐憫なりが欲しい時も必要な時もある。 が、それはそれとしても、やはり 今の自分は過去の行動の結果でしかない。
それは冷たくもあり 諦めなければならない部分でもある。
セリフ
1ページ目
- 「話しかけづらい格好しといて話しかけられないと不安とは……俺はバカか。」
- 専門学校
- 1999年
- 「にいさんいかちーっスね!」
- 「いかちー=いかつい」
- 自分がどんな人間でも気にしないやつは必ずいる。
2ページ目
- 20年後
- 「話すと全然怖くなかったスよ。 みんななついてたでしょ。」
- 「お前まだベロ出してんのかしまえ。」
- 人に気ばかりつかうやつは結局自分が一番気をつかって欲しいだけだからな。
- 「お前気つかいすぎ。 優しくしたくならない。」
- 「それ絶対自分のことッスよねギャハハ」
- 「お前たちは思ったこと考えずに言うバカだから楽だったんだよ。」
- 効果音ばーか ばーか
3ページ目
- 「ハセガワくん暴言言うけど大体は自分の失敗談ッスもんねぇ。」
- 「うんうん」
- 「哲学上では主観とは客観とはみたいな問題はとっくに終わってんだ。」
- 「急に難しい話する時は照れてる時。」
- 「うるせぇ元ギャルのおバカのくせにばーかばーか。」
- 「でもこういうしゃべり方ってハセガワくんが教えてくれたんスよ?」
- 効果音ギャハハ
- わたくしは何故かこんな時すごく幸福です。
専門学校時代、自己肯定感が低いハセガワは人と話すことに不安を感じていた。そんな彼に自由気ままで遠慮のない言葉を投げかける女性が現れ、彼は戸惑いながらも彼女の素直な態度に触れる。20年後、再会した二人は当時の心の距離感や気遣いの難しさを笑い合いながら語り合う。過去の自分に悩まされつつも、その関係が自身にとっての幸福の形だと気づいている。


